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空につながるための家

流血騒ぎ

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人相書き、会社の昼休みにふと描いてみた。。(汗)

とうとう犬と私とで流血騒ぎを起こしてしまった。




昨夜、行きつけのドッグランで、犬同士がおもちゃひっぱりあいの真剣勝負、両者互角のにらみ合いが続き、辺りには張り詰めた空気がただよっていた。そんななか、トーリーだけは、ねえ、ねえ、遊ぼう、遊ぼう、遊ぼう、としつこく両者の周りをウロチョロ、一方の犬が勝利したその瞬間、、敗北した方の犬が、
「ガウガウガウ」(さっきからうるさいんじゃーっこのボケ)
トーリー「ガウガウガウガウ」(うるさいってなんじゃーっオラッ)
ケンカがはじまった(泣)。

ともかく割って入ったが止められず。
私は手ぶらでポケットの中にはウ○チ袋一枚、周囲には道具になるものはなにもない。
人様の犬に手を出すわけにはいかないので、とにかく掴めるものを掴んでトーリーを押さえ込み、腹ばいになって庇いながら、相手に攻撃しないようトーリーの体を押さえつけた。
トーリー、一方的に動きを封じられ、頭部を咬まれているようで、キャーンという悲鳴が聞こえる。私も頭をやられているようだった。

すぐにドッグランのオーナーさんが駆けつけ、もう一方の犬を押さえて収拾をつけてくれた。
トーリーの体をチェック、耳をやられているが、深い傷ではない(ほっ)。
相手の犬、叱られてかなりしょんぼりしている。
グッタリ横になって、大丈夫だよ、と声をかけても、
「ああ、もうダメだ。。。。やっちゃったよ」
と見るのも気の毒な落ち込みぶり。その犬の周りをまだ「遊んでよ、遊んでよ」と回っているトーリー(空気を読んでください)。
「わっ血が出てるよ」
明るいデッキ付近で見たら私の頭からも血が流れていた。。ブッチャーほどじゃないけど。

この醜態にドッグラン側からお叱りを受ける。
「うちで救急車を呼ぶようになったら困る」
「あのようなケンカの止め方をする以上はうちには来ないでもらいたい」
「こんなことになった以上どちらかの犬がランの使用を控えてもらわねば」
。。。そうですよね。はい、おっしゃるとおりです。

犬好きばかりでない世の中、そこのランも、近隣から苦情が来たり、といった話をきいている。
確かに救急車など来て、それをきっかけに閉鎖などになったら、オーナーさんばかりか、利用する方皆さんがどれだけがっかりすることか。
ガウガウ声や、血を流した人や犬が出入りするところを見られるだけでも、何事かと思われることだろう。

****************

帰宅して犬の耳と私の頭を仲良く消毒。
ケガは全くたいしたことなく、消毒液を浸した紙一枚を犬と使って終わり。

それより、相手の犬の飼い主さんから、何度もお電話をいただき、恐縮してしまった。
どうしても顔を見て謝りたい、どうか病院に行ってほしい(バンドエイドもいらないほどなのだが)とご心配をかけ、なんと言ってよいか。
同じ大型犬を飼っているだけに気持ちが痛いほどわかる。
「やった方」「やられた方」、結果的にうちが楽な立場になってしまって、申し訳ないです。
(でも...勝手な言い分だが、そっち側で本当によかった。ドーベルマンの歯の鋭さ、顎の強さは、相手の犬の比ではないので。トーリーに一度でも牙を使う経験をさせたくない)

喧嘩両成敗なのに、そんなにも謝っていただいている飼い主さんに、なんだか犬を飼うことの怖さを改めて実感した。
愛犬家同士で、前からお付き合いさせていただいていてもこうなのだ。
もし、トーリーが人の子供にケガでもさせていたら...リードを持つ手が緊張する。

今の私はトーリーを制止できないし、トーリーもガウガウされたら興奮を抑えられない。
どこの犬とでも、どこのドッグランにいっても昨夜のようなことは繰り返されるだろう。
運動も必要だけれど、今はともかくしつけをがんばらねば。
たとえ道端でケンカを売られても涼しい顔で無視できる大人のオスになってくれ(悲願)。

相手の犬の飼い主さんをはじめ、現場にいた方、話を聞いてびっくりされた方からお見舞いや励ましのメールやお電話をいただいた。
ご心配&ご迷惑をおかけし、本当にごめんなさい。
温かなお言葉、かみしめています(感涙)。

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しかし...ああ、とうとう前科者。
なんか...荒野をさまよう子連れ狼の気分だ(やけに黒くて大きな大五郎だけど)。
by soraie | 2008-05-28 23:07 | 生き物
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