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空につながるための家

手袋完成

人生初の五本指手袋、完成。
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いろいろ失敗はあるが、
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まあいいのだ。楽しかったし。
何もないところから巻き目で増やし目して指が編みあがって行くところ、スカイツリー建設のようにエキサイティングで、何本作ってもドキドキワクワク。

私はチビなのに手足が大きくて、市販の手袋では指のマタが浮いて具合悪いので、何度も確かめながら、自分の手にジャストフィットの(多分世界でひとつの)手袋ができた!!
だけど...毛糸はかわいいピンクなのに、かわいくない。
むしろかわいくないことを狙って作った隣の黒の手袋(普通サイズ)の方がかわいいといえばかわいいような。

ああ、こんな手で作るから、ハンバーグもおにぎりも巨大になってしまうし、ピンクの手袋なのに、素朴でたくましい感じになってしまうのだな。。

思い出した。
私の足24.5cmなのだが、昔初めてボーイフレンドの家に招待され、緊張しながら玄関を上がると、彼のお母さんと妹さんがその場を離れず、私のパンプスを見て盛り上がっている。
「わー、こんな大きな靴初めて見た」
「ボートみたいねー」
...

あ、もうひとつ思い出した。
昔、友人達とコーヒー専門店に行ったとき、そこのお店は、棚にずらりと並んだカップの中から、お客のイメージに合わせて店主が選び、注文したコーヒーを注いで出してくれるのだった。
ゆったりとして奥ゆかしくて、本物のお嬢様の友人には、ロイヤルコペンハーゲンのブルーフラワー、頭がよくて冷静沈着でだけど気さくで、バリバリ仕事している友人にはアラビアのバレンシア、お人形のように色白で華奢で女らしい友人には手描きの花柄のパリンと割れそうに薄いボーンチャイナ、そして私には...どっしりとした備前焼の民藝カップだった。。

今そのお店に行ったらどんなカップが出てくるだろう(備前でもいいや)。
手袋はめて行ってみたいなあ。
by soraie | 2011-02-17 14:10 | モノ
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