空につながるための家

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桜井甘精堂

長野に旅行してきた友人から、桜井甘精堂の栗の落雁をいただく。
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ワシントンナショナルギャラリー展@三菱一号館美術館

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友人に薦められて。とてもよかった。
DCに行ったとき、ナショナルギャラリーも見たけど、エイルサ・メロンのコレクションって記憶にない。多分、レオナルドダヴィンチとかそういう有名どころの超名作、大作におお!ってなって、あとは、ささっと見て終わってしまったのだと思う。
統一感のある洗練された作品が全体として生み出すもののよさというものが、その当時はわからなかった。今回、途中で、三菱一号館の所蔵品が割って入ったとき、いらんなあと思ったほど。(焼き物はよかった)
三菱一号館の見せ方もいいのかな。薔薇の咲き乱れる初夏の庭っぽいアプローチを通って、レンガの建物に入って。展示室は”暖炉”のある小部屋が続いて。ガラスがいいのか照明のあて方がいいのか、絵肌もストレスなく間近で見ることができて。やっぱり絵画の快感って物質としての絵肌の美しさを見ることが大きいのだなあと思う。
シスレー、くすんだパステル調の色が隣り合って、なんともいえずいいなあ。
ゴッホの《オランダの花壇》、抑えめでいいなあ。ルドンの風景画の空のきれいなこと!
一番好きだったのが静物画の部屋!マネの《牡蠣》の灰色がかったミルク色や器の青、その隣のレモンの美しさにうっとりしたあと、どかんとしたヴォロンの《バターの塊》の黄色にまたやられ、その隣は繊細なファンタン=ラトゥールのぶどう、後ろの3つの桃の静謐で美しいこと、ころんと置かれた皿の白も木のテーブルもよかったなあ。そのとなりにセザンヌの3つの梨が呼応するように置かれて!もちろんもう少し大きな《牛乳入れと果物のある静物》もすばらしいのだけれど。桃、よかったなあ!一番好きだったかも。ファンタン=ラトゥール、花を描く人?位で長年ノーマークだった。あの並びで初めてよさに気付いた。 ラトゥールのよさにどうして今まで気付けなかったんだろう。
桃やテーブルを描くのに没頭してどんどん自分がなくなって透明になってゆくような。。

川口起美雄展@平塚美術館

川口起美雄@平塚美術館

絵肌が、磨かれた石とか陶磁器のように美しくて、それをほとんどガラスがかかっていない状態で直に見られて、よかった!!
夜空の深い青がとても美しかった。
ちょっと気の触れた人の内面世界に入り込んだような不安感、夢で見たのか昔行ったことがあるような既視感、地獄なのやら天国なのやら、あの世なのやらこの世なのやら…でも、いつも少しの希望が画面に置かれて、仕掛けられているようで。(漕ぐ船も、海もないけれど、櫂がポンポンと無造作に草原に置かれていて、それが鳥の形をしていたり。血液のようなざくろの粒が空中に浮かんでいたり)



美人画の100年@平塚市美術館

京都市美術館のコレクション。
知らない作家が多くておもしろかった。
甲斐庄楠音のが1点しかなくて、あんまり不気味さが感じられなかったのが残念。


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平塚美術館もいい美術館だなあ。



いぬ犬イヌ@松濤美術館

いぬ犬イヌ@松濤美術館

古墳時代の埴輪から日本画の畠中先生の新作まで、犬をモチーフにした絵画や彫刻。
どれも、親密な雰囲気の中でちょっと力を抜いて描かれていたり、脇役として当たり前の顔をして人の生活の傍らにちょこんといたりして、松濤美術館の私的な雰囲気ととけあって楽しかった。ちょっとリラックスしたなかにそれぞれの作家のカラーがよく出て。
《犬追物図屏風》、馬上で犬を追いかけて射て楽しむ遊びがあったのは知らなかった。かわいそう。。
竹内栖鳳、うますぎて清らか。仙厓、長澤蘆雪、かわいいなあ…


今日の収穫

今日の収穫
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シラン
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イチゴ
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コデマリ
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アンドレルノートル
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ヤマアジサイ
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ほとんど何にも手入れできていないのに、自分でがんばって花を咲かせて、たくましいなあ。
土に触っちゃいけない、虫に刺されちゃいけない、日焼けも擦り傷もだめ。
だけど、できる範囲で。楽しいことはしなくちゃ。


by soraie | 2015-05-03 14:12 |