空につながるための家

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できた!

ミシンが直って、今朝から縫い始め... (30年近く前のミシンを直していただいて、末永くお使いくださいのお手紙までつけていただいて、ジャノメさんありがとう!!!)



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できたーーーっ!!!!

家庭科の成績、10段階で1をとったことのある私、雑巾一枚縫うのでも、ハンカチ一枚アイロンかけるのでも、ヒーヒー言ってる私でも、本を読んだだけでなんとか出来た。
ダボッとして園児服みたいだが、着るとちゃんと女性らしいラインが出てそんなにだらしなくならない。
「ソーイングはじめましょ」の著者の香田あおいさん、本当にありがとう!!
25年前リバティのセールで買ったプリントコットン、これでやっと日の目を見た(すっごい断ち方や縫い方にびっくりしただろうが...)。


数年ぶりにかけたミシン、老眼が進んで針先が見えず、慌ててるうちにどんどん縫い目が蛇行して、どうしようかと思ったが、あれだ!押さえを見てればいいのね。それに気づいたとき、世の中の過去から現在までのミシンを踏む人全員と握手ができたみたいに感動した。

これまで何十年も買い貯めていた布の在庫はスーツケース一個分あるし、これからは、自宅で着る服ぐらいは自作できるようになるのだ!

疲れたけど、違う自分になれたみたいで、今すごく爽快!!!
by soraie | 2011-07-31 10:36 | モノ

タッチ

ごめんなさい。義援金に換えることもできたクレジットカードのポイントで、iPod touchを申し込んでしまった。

携帯電話で、通勤中や昼休みに、PCメールチェックや、mixiしたら、楽しいし、時間を有効に使えるのでは、とパケホーダイに入って数ヶ月、やっぱり、小さい画面を見ながら、ぽちぽちボタンを押して入力するのって、苦手。
変換候補を選んでいくと、自分でない文章になってゆくし、まだるっこいので簡潔に、と思うと、電報文みたいになってしまう。
接続状態も、地下鉄に入ると、実用レベルといえない位劣悪(駅で停車中に接続できず、次の駅でも接続できないまままた発車、とか)

スマートフォンってどうなのだろうと興味はあるのだが、キャリアがドコモなので、今のところこれを持ってみたい!と物欲にかられる機種がない。
(スマホにしても、接続できないイライラは変わらないのよね?)

先日、ファーストフード店で相席になった人達を観察したら、五割がスマホ、なんか楽しそうだ。ぽちぽちボタンを押してる自分が北京原人みたいだ。

iPod touchがあったら、PCの電源入れて、きっちり机に座らなくても、ベッドやソファでメールチェックしたり、Youtube見たりできるよね。
電車の中でストレスフルなパケット通信するより、ぽっどきゃすてぃんぐ落語聞いたり、読書サービス利用した方が心が安らかに保てそう。
使ってみていい感じだったら、パケホーダイをやめて、どこかの無線LANサービスに入ってみてもいいよね。

しかめっ面していつまでも使い慣れない携帯をぽちぽちしてる私の狭い世界、少しでも広がるといいなあ。
by soraie | 2011-07-26 10:38 | モノ

片付け

今日は休日で、台風が近づいていて外出控え、雨が降っていて涼しい。
ずーっと見ないフリをして、積み上げていた懸案事項にやっと手をつけられた。

・編み物、仕上げのアイロン(この時期毛糸に触るだけで暑苦しい)
・ミシン、修理依頼
・年金特別便に目を通す(半年位寝かしてた)
・犬のシャンプー、歯石取り、爪きり、耳掃除、ひげカット
・病院予約
・庭の画像取り込み(今更アジサイやミヤコワスレを見ても、日記にする気力なし)

もう1個、猛烈に懸案してる事項は、明日伊東屋に行って、まずはカードを物色するのだ。
網戸汚かったなあ。お風呂場のタイルも、バリケンも...暑さがぶりかえしたら、また見ないフリ。。

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by soraie | 2011-07-20 10:40 | モノ

バガボンド

うちの父、無趣味で物欲がなくて、何をあげても喜ばない。
これまで喜んだプレゼントって、子供の頃小遣いを貯めて買ったイカゲソの佃煮(駄菓子屋で売ってるヤツ)と、数年前の「坂の上の雲」だけ。
20年に一回以下ということか。。すごい低打率。
高評価で時代劇のバガボンドならいけるのではないかと思い立ち、先日古本をまとめ買いして、まず自分が読んでみたのだが...

バガボンドが存在するこの世の中を祝福して、全てのものに感謝したい!!!!

と、思ってしまった。

まず、絵の美しさ、表情が美しい、躍動感溢れる人体表現が美しい。
フキダシの線一本さえも魅力的。繊細なペンの線、勢いある筆の線、微細な描きこみ、大胆な単純化...表現したいことのために、マンガでできるいろんな技法を極限まで駆使している。
作者の方は、1コマ1コマ、本当に苦しみ、同時に心から楽しみながら描いたのだなあと、見入ってしまう。
数分をじっくり描いたと思えば、数年があっという間に過ぎ、時折すっと挿入される過去や未来、ストーリーの流れ方もよい。
人物がことごとく魅力的、武蔵や小次郎はもちろんなのだが、彼らが出会い、切ってゆく人達が、メインキャラであっても端役であっても、皆、これまで歩んできた人生の積み重ねを感じさせて、感情移入してしまう。
ことに中年~老年男性の面構えが味わい深い。子供の描き方もうまい。
剣に限らず、多分どんな分野でも、才能のある人が道を極めてゆくときに味わうだろう凡人には体験できない感覚が、マンガで表現されている。これを描くのはものすごく苦しい作業だったろうなあ。

特に大好きな場面、胤舜との戦いの前に、武蔵が蜘蛛を見て、すっと星空を見上げるところ。
鐘巻自斎が小次郎を抱き上げて、さびしかったろう、と言うところ。
小次郎が3歳のときに、育ての親の鐘巻自斎を見て、剣を振るう真似をするところ。
本阿弥光悦の家の庭での、武蔵と小次郎の枝遊び。
蓮華王院での伝七郎の決闘で、武蔵が何度も頭の中で伝七郎を切るところ(誠実で努力家の伝七郎、大好きだったので、悲しいのだが)。
...挙げていたらキリがない。



初読では物語世界に入り込んでしまって、次は?次は?と本を置くことができない。意志力を総動員してなんとか犬の散歩に出たのだが、「あら、お散歩?」とか、ご近所の方達が話しかけてくださるのが、不思議でならない。
(女、なぜ私にそのように話しかけるのだ。私は人を切った)
用水路の脇を歩いていると、
(川は流れ、水は巡る。人とは何だ)
洗面所で顔を洗って鏡にうつる自分を見て、ちょんまげでないのが不思議。

32巻まで読み終え、また1巻から読み始めると、ああ、ここはこういうことだったのね、と新しい発見があるのだが、今度は、登場人物が背負っているものや(小さい子供や年老いた病気の親がいたり、目の前で親を惨殺された過去があったり)、運命(数ページ後、胴体真っ二つ、喉を突かれる、指落ちるetc..)がわかっているので、読み進めるのが憂鬱。
でも、戦乱期から徳川時代へ、生きるか死ぬかの中で、全ての価値観がひっくりかえって、既成のものには寄りかかれず、自分で見つけて行くしかない人達(特に若者)が、自分の全部をかけて、のびのび生きたいようにふるまう様子は、やっぱり気持ちいい。


父もハマッてくれるといいなあ。
イマイチだと、腹立ててしまいそう。

ダジャレだった

本を読んでいて、リテラシーという言葉が出てきて、意味がわからなかったので夫に聞いたが、夫も曖昧らしく、前後の文章に合わない感じ。
私「きっとさ、過去の行動規範を照らし合わせて、自分の能力を定義する、みたいな意味じゃないかな」
はっ!私、単にリ照らしーって思ってるだけではないか。

考えてみたら、リダンダンシーも、
「段階的なフェイルセーフ」→り段々しー

リラクタントも、
「がっかりした顔をして、いやいやする」→り落胆と

庭仕事をしていると、肥料で窒素と言う言葉をよく目にするのだが、なんだか毒のような気がしてしまう(水俣病からの連想もあると思うけど)。
考えてみたら、昔、元素記号を暗記するときに、
窒素→窒息→苦しい→んんんんっ→N
と、覚えたのだった。


ああ、今更わかった。意味が曖昧なまま、変なイメージがまとわりついていたのは、私の頭の中が全部ダジャレだったからだ。

お腹痛い(警告!汚いです)

夜、いつものように安らかな眠りにおちて...
...痛い痛い痛い痛い痛いお腹痛い
午前一時に目が覚め、ベッドで丸くなって耐える。
やがてせきたてられるようにトイレへ。
上から下からお祭状態。
ぐっしょり滝の汗なのに、やたら寒気がして、冬用布団をひっぱりだし、潜って丸くなっているうちにまたせきたてられるようにトイレへ。
ということを明け方まで繰り返す。
2階で寝ている犬も、落ち着かない様子。
こんなに苦しくても、全然意識ある。ユッケ食べた人達が意識不明とか、記憶喪失とか、どれだけ苦しかったのだろう。

ユッケ...私はナマモノ食べた覚えない。
時々こういうことあるけど、悪いもの全部出たら楽になるもんね。大丈夫、大丈夫。
と、自分を鼓舞してきたが、胃腸がからっぽになっても、今度は血が出続ける。
インド旅行中、こういう目に遭った人が、ポカリスエットで治ったと書いてあったのを思い出し、塩と砂糖を溶かした水を飲んだが、即行吐いてしまう。

うううう。これって病院に行くべき?
寝てても辛いのに、着替えて移動して待合室で座ってるなんて無理。ということは119番?救急車って心筋梗塞とか脳卒中とか、命にかかわる人が使うものだよね。

痛みのピークとピークの合間に104番に電話をして、救急病院の案内窓口とタクシー会社の電話番号を聞く。
ボサボサ頭で(後で鏡で見たら、栗原はるみを超えるオリジナルな髪型だった)タクシーに乗り込み、近所の病院へ。

窓口で事情を話して、最初に診ていただくことに。
診察開始時間まで待合のイスに横になって、医師の名前を念じ続ける。
診察室に掲げられた名前、牧山先生、牧山先生、今、私はあなたに世界で一番会いたいです。

診察室に呼ばれ、やっと会えた牧山先生は、二十代ではという程の若さだった(大丈夫か?)
胸に刺繍された名前、「まっきー☆」(本当に大丈夫か??)
まっきー☆先生は、でも上手に短い質問で問題を切り分けてくださり、検査、点滴。
フラフラしてイスに座ることもできなかったのに、点滴した途端、今度は点滴スタンド自分で押して診察室に向かい、シャキッとまっきー☆先生の前に座る私、恥ずかしい。。

結果は、食中毒ではなかった(血液検査である値だけが異常に高くて、臓器が原因みたいだった)。
あー、よかった。犬がトイレに乱入して、洗面器にうずめた私の顔を舐めてきてたのよー(泣)
職場でも、ベタベタそこらじゅう触りまくってたし(大泣)

私「その値って、健康診断でも検査するんですか?」
まっきー「健康診断によりますねー。ちゃっちい健診では測らないし」
私「一ヶ月前、ここの病院で受けてるんです」
まっきー(PC画面を見ながら)「あ、ないやー」

夫が仕事を休んでかけつけてくれて、タクシーで帰宅。
犬も、いつもと違う様子に気づき、遊べとはしゃぐこともなく、神妙な顔をして、私のベッドの脇でフセをしてガードしてくれる(か、かわいすぎる!!)。

今は腹痛もおさまり、先ほどの夕飯では固形物も食べられるようになった。
週末はゆっくり過ごそう。徐々に慣らしてゆこう。
104の人、タクシーの運転手さん、病院で会った人達...弱っている人間には皆すごく親切だった。日本っていい国じゃないか、とちょっと感動。

蒸し暑くて体に疲れがたまりやすいこの時期、皆さんもどうかお気をつけてお過ごしください。