空につながるための家

<   2011年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧

これから

震災からこっち、楽しいことする気持ちになれないし、最近では助かった方に物資が届き、笑顔がみられるような映像も流れてきたけれど、どうして真っ当に生活して当たり前に持っていたものを理由もなく奪われて、ありがとうございます、といわなければならないのかと思うと、カッカカッカとしてきて

おうっ!計画停電、結構じゃないか!
電車の本数が少なくても、スーパーが閉まってても屁のカッパ!
水道水上等!米もヨーグルトも納豆も食べなくて結構!
...と、思っていたのだが。

この間久しぶりにおいしいご飯をいただいて、憑き物が落ちた。
あんまり怒り続けてても続かない。
長丁場になるから。5年、10年、一生、忘れないでいなくてはいけないことだから、無理は続かない。
うれしい気持ち、楽しい気持ち、明るい方に向かいたい自然な心の欲求は、そのままでいいのじゃないか。

でも、これからどうなってゆくんだろう。
じゃあ、もういっぺん違う原発を作りましょう♪とはならないだろうし。
これまで電気をガンガン使って消費して、モノや刺激や快楽を求めていたような世の中の流れが違う方に行くとも思えないし。
これまでも、電気を大切に、を実践している人達はいたけれど、ロハスとかオーガニックコットンとかヨーガとか、なんか私とは違うな、と横目に見ていたけど、あれが主流になってゆくのだろうか。
それとも否応なしに、ほしがりません、勝つまでは的な生活に突入してゆくのだろうか。。

今の世の中がこんな風に電気に依存して成り立っているのは電力会社や国の責任、それだけとも思えない。
最初に灯がともったとき、当時の人はものすごくうれしかったに違いない。
だったらもっともっと明るく、もっともっとたくさんのものを、それが豊かで幸せなこととやってきたのは、人の本能や、もっとなにか大きな流れに根ざした根深いもののような気がする。

今回のことで、生活様式や価値観も大きく変わってゆくのか、それとも、危険はあってもしょうがないよね、と、元に戻ってゆくのか。。

個人としては、節電はいいことじゃん、これからもしてゆこう、という思いと、少しでも経済をまわしてゆきたい、いろいろ出かけたり買ったりしなくちゃ、という思いと、矛盾しまくりで。
その二つが両立する幸せな世界って、想像もつかない。
これまでなんにも考えないできた報いなのだろうけど...何も考えるチャンスもなく、選挙権もないうちから、大きな大きな負の遺産を背負わされるこれからの世代に対して、申し訳ない。

庭作業(備忘録)

<今日やったこと>
・ヒュウガギボウシ植え付け
・サンショウ植え付け
・キヌサヤ植え付け
・エイザンスミレ、鉢に植え付け

なんで草取りってこんなにキリがないのだろう。
人生訓みたいなのでよく、「目の前の草だけを抜く」とか言うけど、それでもキリがないので、45リットル袋にいっぱいになったらやめることにする。
一本抜くごとに南無阿弥陀仏って言ってたら、私でも最後には悟りを開けるのではないだろうか。



f0064818_13521535.jpg
畑。手前がイチゴ。斜め向こうにキヌサヤ。



f0064818_13523210.jpg
ヒュウガミズキ、今年は花つきがよい。



f0064818_13524986.jpg
レンギョウ。



f0064818_13531073.jpg
ルッコラ。



f0064818_13532554.jpg
カシワバアジサイの新芽、力強くて好き。



f0064818_13534185.jpg
葉がとがっているから、多分明神スミレ。

泣いてても笑ってても、確実に季節は動いている。
抜かれる草も、大事にされる花も、日々成長している。
by soraie | 2011-03-27 13:51 |

米美味し

関西の友人から、おいしいものをいっぱいいただいた。
先週はお米がないことを隠すのに必死だったけど、今週はおいしーいご飯を炊いて、お腹一杯いただいた。
お店で売ってない貴重な山のお米。
f0064818_13573975.jpg


スパゲティもイモもおいしい、でもご飯ってなんでこんなにおいしいんだろう。
一粒一粒のお米、ありがとう。
このお米を育てて収穫してくれた人、出荷したり届けてくれたりした人、皆ありがとう。


f0064818_13584570.jpg
京都の桜の花びらで桜のチーズケーキ作った。

去年も桜が待ち遠しかったけど、今年も本当に待ち遠しい。


明日は庭仕事するぞ。
苗植えて、草取りして、肥料蒔いて。

綱渡り

我が家のお米が底を突いている。
だけど、意地でも探し回って買ったり、実家から送ってもらったりしたくない。
だって、買占めされただけで、食べるものはあるんだもの。イモでも豆でも蕎麦でも。

でも、夫は一日一食以上コメの飯がないとダメな人&何かがないことに異常に不安を持つ人。
なんとか騙しきらねば。

私はダイエット中ということにしてご飯抜き、夫には冷凍ご飯を与える。
頻繁におやつを出して、おかわりさせないようにする。
お昼に雑炊のリクエストが出た晩には、そ知らぬ顔でヤキソバを出した。
が、今日つい聞いてはいけないことを聞いてしまった。
私「今晩何食べたい?」
夫「カレー!今日はちゃんとご飯炊いてね」
...

ううう、米びつの底からなけなしの2合弱、カレーのとき、ご飯てんこ盛りでおかわりする人だから...
私の分はスパゲティを茹でていたら、
夫「あー、君はスパゲティか」
私「そ、そうよ」
夫「カレーは食べたくないって?我侭だなあ」

わー、ばれてない(大汗)

あと1日だー♪
ヨッシャーッ!!!明日は、残業で作る時間なくなっちゃったと言って、弁当でも買ってこよう

一日経って

自宅周辺のポカポカ春の日差しがまぶしいのどかな様子と、TVから次々に入ってくる呆然とするようなニュースとのギャップを消化できなくて、次々と流れるお名前と年齢にまた呆然としてしまう。
小さなお子さんとお母さん、私や親と同い年の人達、数々のケガや病気や天災や戦争を乗り越えたご高齢の方、働き盛りの男性...
目の奥と頭が痛くて、どうしよう、どうしよう、と焦ってしまう。

昨夜遅くに帰宅して、いっぱいご飯を食べた。
夕方、職場で待機しているとき、管理人さんが熱々のカレーを差し入れしてくださって、スプーンですくってお腹に入れてると、すごくほっとして落ち着いて、ご飯を食べると落ち着く、というスリコミが入ったらしい。
どうしてよいかわからなくて、ずっと料理している。
呑気だ。。

先日、宮崎から日向夏をどっさりいただいて、本当に新鮮で甘くてジューシーで、皮を捨てるのももったいなくて、マーマレードを作った。
明日、丸のままのものも添えて管理人さんに差し上げよう。夕べから徹夜でがんばっているだろうから、きっと喜んでくれる。
一昨日、グループホームの利用者の方や、汗だくでお風呂の介助をされた職員さん達も、おいしい、おいしいと、喜んでくださった。
f0064818_13391128.jpg



昨日親切にしてくださったタクシーの運転手さん、夜を徹して電車を動かしてくれた駅員さん、心配して電話やメールをくださった方々、ドキドキしてネットにアクセスしているときコメントや情報やメッセージをくださった方々、災害時にすべきことを教えてくださった方々、ありがとうございました。

私、昨日タクシーで渋滞した街を移動しているとき、ツイッターで様子をレポートすればよかった。
来月、救急法の講習会に参加したい。人としてのスペックを少しでもあげなくては。

帰宅

さきほど帰宅しました。

今日は職場に泊まる覚悟でいたら、上司がタクシーをつかまえてくれて、押し付けるように一万円札を握らせてくれ、帰りなさいと。
都内はすごい渋滞、徒歩で帰宅する人達で車道まで溢れて、気合の入った早足で皆さん集団で声を掛け合ったりして。サイレンの音、警官の人の笛、遠くで怒鳴り声...異様な光景。
246も青山通りもピクリとも動かない。1時間タクシーに乗って道玄坂を半分も登れないほどで、でも、ここでタクシーを降りたら、自宅目指して夜明けまで歩き続けなくてはいけないのでじっと我慢。
タクシーの運転手さんのご家族は函館だそうで...電話は通じないけど大丈夫ですよ、と笑ってみせていました。

カーラジオから流れてくるニュースがどんどん深刻になっていって、ドキドキしてしまう。携帯が通じにくく、家族や友人からの安否確認メールになかなか返信できない。夫は赴任先から鈍行でこちらに向かっていたけれど、数時間電車内に閉じ込められ、結局引き返した模様(メールの文章が刻々と乱れていく様子に、不安が高まってしまう)。
通勤バッグの中に入っていたチョコをゆっくり口の中で溶かしながら、ネットにアクセスして、心を落ち着けた。

12時頃かな、電車が動き出した模様。不安だったけれど、最寄駅で降ろしてもらった。
半信半疑だったけど、電車がちゃんと来た。
駅員さんの気合の入った対応や、いつもと変わらぬアナウンスにまたほっとする。
車内は激混みで、あちこちから痛い、痛い、といううめき声、ドアがミシミシ言ってる。私のコートのボタンも千切れ飛んで、布地に穴があいた。
でも、タクシーと違って、確実に前に進んでいるのがうれしい。

2時前帰宅。
いつもと同じように犬が喜んで玄関で出迎えてくれてホッ。
私のベッドに盛大にオシッコしたほかは、大きな異常なし(犬が無事ならいい)。
暗くてわからないけれど、無線タワーも異常ない様子。

まだ避難できていない人、救助されていない人、早く助かりますように。
被害の全貌が明らかになるのが怖い。
原発は大丈夫なんだろうか。
これ以上、亡くなる方が出ませんように。
寒くて怖い思いをしている人が一日も早く安心できますように。

謝れ

近所のスーパーで買い物をしていたら、店内アナウンスが。
「ただいま、お惣菜売り場にモックンが駆けつけてくれました!」

えええ???!なんで、平日の昼間、こんな小さな町のダイエーに、数々の映画賞を受賞したスターが現れるんだ?
実家がこのあたりとか(たしか埼玉では?)
半信半疑でお惣菜売り場に行ったら、

http://www.daiei.co.jp/topics/mokkun/mokkun.html

木曜の市のモクモクモッくんだった。

...という話を夫にしたら、
「だよねー。おくりびとや坂の上の雲に出てる人が来るわけないじゃん。フックンならわかるけど」

...。
フックンに謝れ!

酒井抱一@畠山記念館

鈴木其一の向日葵図、酒井抱一の賎が屋の夕顔図、きれいで涙が出てしまう。

光悦と宗達の小謡本、澄んだ水のイメージにぴったりの銀泥の下絵に、美しい文字がちりばめられて...
これが、読めて、意味が理解できて、謡として音が心の中で再現できたら、どんなによいだろう。
(玉の井、私は京都のどこかにあるのだと思ったのだが、竜宮城だった)

自分は、こうしたきれいな世界からなんて遠いのだろうと、ためいきが出てしまった。
やっぱり、お茶、習うのやめようかな。。

前期展示品もすごくよくて、ああ、行っておけばよかった。
こんなものを個人で収集して、自宅で茶会を開いて、畠山さん、すごいなあ。先日行った三渓園の原さんといい、明治の人って、ダイナミックだなあ。

追われている

もう3月
なーんにもできてない。
おひなさまもひなあられさえなくて、ポツンと一人でかわいそう。
今日こそは畑を耕さなくちゃ。道路に面したところだけでも草取りしなくちゃ。
なんで今年はこんなに時間がないかというと...




f0064818_1482535.jpg
手袋ばっか作ってるから。
まだ作らねばならない指が40~50本あって、なのにこの人にはこんなのを編みたいというのが次々浮かんで、このままではお彼岸を過ぎて、汗ばむ季節になってしまう
どうか今年は春がこないでほしい。


ヒーヒー言いながら、指を編んでいると、つけっぱなしのTVからニュースが流れた。

「...無許可の風俗店、姫っ子クラブが摘発され...」
うーん、若いと風俗という選択肢もあるのかー。
先日も、求人募集の張り紙を見て、落ち込んでいたところだった。
”時給800円、年齢40歳位まで”
時給をここまで妥協しても、年齢できられてしまうのね。

「...同店では女性従業員の年齢を20歳から23歳と謳っており...」
やっぱりねー。そういう職業ってすっごく若いんだ。

「実際は39歳から42歳だった...」
わっ!思わず飲んでいた茶を噴いてしまった。
姫っ子じゃなくて婆っ子じゃないか。
ど、ど、どうやって営業してたんだ。
店内は真っ暗なのだろうか。全身着ぐるみとか、客に幻覚剤を飲ませるとか。。


...あ、それでも私、年齢できられてしまう。。
by soraie | 2011-03-01 14:07 | モノ