空につながるための家

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永谷園の人はきっと

昨日お昼に、いろんな漬物を少しずつ食べられる定食を食べて、改めて、漬物っておいしいなあと。
で、今晩は漬物メインでいってみた。
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(肉がないので夫、泣きそう)

私、いつも何食べようかとか、あれとあれでああして食べようとか、そういうことばかり考えている。
人生の7割位が、お腹すいた、お腹一杯、あれ食べたい。
で、残りの3割が、寒い、暑い。
そんなことばっかり。

高い志を持って、人を助けたいと思ったり、若くたっぷりと時間や可能性があるはずの人達が、がれきの下敷きになって、自分の食欲しかない私がこうして安穏としていて。
昔地震にあったときにボランティアに参加して、自分が本当に役立たずなことを痛感した。
医師でも看護師でもないし、力がないから重いものも運べない。重機も動かせないし、電気とか建築とか理髪とか、何の専門知識も技術もないし。

そんなことを思い出しながら、ニュージーランドの報道を見ていたら、助かった邦人の方が、インタビューに答えて、パニックに陥って、現実感がなくて、本当に衝撃的なことだった、と。そんな中で、インスタントの松茸のお吸い物を飲んで、そのときは本当にうれしくほっとした、と。
あれを聞いて、永谷園の人は、生産ラインも営業も企画も人事総務も、皆、ものすごくうれしかったのではないだろうか。

お吸い物のあの軽い一袋が人を励ますのだったら、もしかしたら、誰の役にも立ってないような場所にいる私のような人間でも、その場所で、その人らしいことを日々ニコニコしてふんばってやっていれば、回りまわって、誰かの役に立っている、ということもあるかもしれない。などと、とりとめもなく考えた。

でも、専門性を持って、直接人を支える仕事をする人達ってすごい。

玉が飛び出すババンバン

今、玉編みで模様を浮き上がらせる帽子を作っていて、前回のカーディガン同様、玉がどうしても出てこない。
指でひっぱってなんとか立たせても、ひとりでにぺたっと引っ込んでしまう。なんというか、おばあちゃんの乳首状態(涙)
検索をかけたり、母親に電話したり、「いちばんわかりやすいカギ針編みの基礎BOOK」を見て確認しても、何が違うのか...
と、すごく基本的なことに気がついた。
かぎ針にひっかっかっているループを一目と数えれば、糸を引き出す(玉の台になる)目は、私が思っていたよりひとつ手前だ。
ためしにやってみたら、

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おおお!ポコポコ立ってる!


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きゃーっ!元気いい!!


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ちなみにこちらが間違えていた方の玉。
丸でくくらないと、どこが玉やらわからないくらい。



なんかうれしくて、頭の中鋼鉄ジーグの歌がグルグル。


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完成。。
げええ。突起が気持ち悪い。でかいボンボンがばかげている。
白だと子供っぽいかも、と、グレイと白のモヘアを引き揃えたのだが、薄汚れてみえる。
これは...誰にも差し上げられない。自分でかぶるしかない。
前髪一ミリ切り過ぎただけで誰にも会いたくないときもあったが、今の私、変な帽子被って平気で外に出られるようになってしまったから大丈夫。
by soraie | 2011-02-19 14:13 | モノ

朝から

どかーんとハンバーガー。
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ちょっと傾いてる(汗)

手袋完成

人生初の五本指手袋、完成。
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いろいろ失敗はあるが、
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まあいいのだ。楽しかったし。
何もないところから巻き目で増やし目して指が編みあがって行くところ、スカイツリー建設のようにエキサイティングで、何本作ってもドキドキワクワク。

私はチビなのに手足が大きくて、市販の手袋では指のマタが浮いて具合悪いので、何度も確かめながら、自分の手にジャストフィットの(多分世界でひとつの)手袋ができた!!
だけど...毛糸はかわいいピンクなのに、かわいくない。
むしろかわいくないことを狙って作った隣の黒の手袋(普通サイズ)の方がかわいいといえばかわいいような。

ああ、こんな手で作るから、ハンバーグもおにぎりも巨大になってしまうし、ピンクの手袋なのに、素朴でたくましい感じになってしまうのだな。。

思い出した。
私の足24.5cmなのだが、昔初めてボーイフレンドの家に招待され、緊張しながら玄関を上がると、彼のお母さんと妹さんがその場を離れず、私のパンプスを見て盛り上がっている。
「わー、こんな大きな靴初めて見た」
「ボートみたいねー」
...

あ、もうひとつ思い出した。
昔、友人達とコーヒー専門店に行ったとき、そこのお店は、棚にずらりと並んだカップの中から、お客のイメージに合わせて店主が選び、注文したコーヒーを注いで出してくれるのだった。
ゆったりとして奥ゆかしくて、本物のお嬢様の友人には、ロイヤルコペンハーゲンのブルーフラワー、頭がよくて冷静沈着でだけど気さくで、バリバリ仕事している友人にはアラビアのバレンシア、お人形のように色白で華奢で女らしい友人には手描きの花柄のパリンと割れそうに薄いボーンチャイナ、そして私には...どっしりとした備前焼の民藝カップだった。。

今そのお店に行ったらどんなカップが出てくるだろう(備前でもいいや)。
手袋はめて行ってみたいなあ。
by soraie | 2011-02-17 14:10 | モノ

ホームシック・レストラン

昨日、帰宅途中の電車の中で、アン・タイラーの「ここがホームシック・レストラン」読了。

物語後半、死期の迫った八十代の母親が、自分の少女時代の日記の一文にめぐり合う場面、

「今朝早く家の裏に行って、草取りをした。馬小屋のそばの地面に膝をつき、エプロンを泥だらけにして、背中に汗を流しながら、袖で顔を拭き、タオルを手に取った。そのとき突然、ああ、今この瞬間、私はとても幸せだと思った」
「…ほかにどんなことが起ころうとかまわない、私にはこんな幸せな瞬間があったのだから。これは私のものだ」

ここで、涙が滝のように溢れてしまう。マスクしててよかった。。
中野恵津子氏の訳が本当にすばらしい。桐野夏生氏の解説だけが…ちょっと(汗)


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手袋の小指と薬指が編めた。きっとこの調子で行けば10本大丈夫。
2日前まで五本指手袋なんて一生編めないと思っていたのだが、
ここのサイトで、ミトンが編める人は五本指も編めるって。
私の手、バカみたいにデカいので、いつも指の股部分が浮いて具合悪かったのだが、今自分の指にはめて段を足しながら、一本づつ作っている。

どんな本にもない位、すっきり丁寧に教えていただいて、本当に、今自分が知っている初歩的な技術だけで雲の上だった五本指手袋ができそう。
たた&たた夫さん、ありがとう。
by soraie | 2011-02-08 17:32 | モノ

便利

編み物をしている私の後ろのソファで夫が昼寝をしていて、苦しそうに寝言をもらしている。
「うーん、うーん、かぶと煮はやめて」
夫はシーフードが嫌い。内臓とかアラとかも嫌い。だから食べさせたこといっぺんもないのに(怒)
また私にいびられてる夢でも見ているのだろうか。

まあいいや。ええと、引き返しが6cm、ウエストまで10cm、そでぐりまで16cmで肩まで9cmだけど襟ぐりが2.5cm...ってことは???

私「ねえ、6+10+16+9-2.5っていくつ?」
夫「(10秒ほどの沈黙の後)...38.5」

寝ながら答えてるよ。便利かも。