空につながるための家

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断耳

f0064818_18431978.jpgドーベルマンを飼いたいと思い始めた2年前、断耳断尾は絶対にやめようと思っていた。
断尾はムリにしても、耳を切る必要はないし、垂れ耳には垂れ耳の魅力があると信じていた。

が、この仔犬を譲っていただいたブリーダーの方のお話をお聞きし、飼い主さんを紹介していただくうちに、断耳も必要なものなのかも、と思い始めた。
愛情深く穏やかでやさしいドーベルマン、というのが私の理想なのだが、ドーベルマンは買って来たからドーベルマン飼い、というわけではないらしい。
苦労して努力して、犬の状態、犬との関係を「仕上げる」「作り上げる」ものみたいだ。

断耳は残酷、かわいそうと言うが、成長過程で痛い思いを我慢し、人間の手を受け入れることで、より深い絆を得られるのだという。
長年ドーベルマンを育て愛し続けたブリーダーさんの経験がそれをよいものと結論づけているなら、したがってみるべきではないだろうか。
新米飼い主としても、耳立てにブリーダーさん宅に通うことで、いろいろと健康状態をチェックしていただき、そのときそのときの悩みにアドバイスしていただける。

明後日は断耳の日...

犬が来た

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3ヶ月と20日のドーベルマンの仔犬を迎えて4日目、格闘中。

・・・・あーあ、飼わない方がいいって1000回くらい心の中で唱えていたのだが、やっぱりこうなってしまった。

我が家は週3回ほど昨日は初の留守番で、仕事をしていても心臓がドキドキ、胃がキリキリ、前の晩の夜鳴きのときにベッドの中で聞いた絶望的な号泣が心に浮かび、飛んで帰りたくなってしまう。

犬は兄弟とぬくぬく丸まって暮らしていたのにいきなり知らない車に乗せられ、吐くわ下痢はするわ、げっそりしたところで見ず知らずの家、怖かろうな、さびしかろうな。
こちらは毎日ウ○○まみれで、気がついたら寝てない、食べてない、家がボロボロになってゆく...
そのあたりは予想していたけれど、その次の段階が不安。

犬はさびしいのでこちらに甘えてくるけれど、私のことを好きとも大事とも思ってないので、褒めても怖い顔をしてもポカンとしている。
仔犬にして、既にプライドと自立心があるので、こちらに心を開いて頼る気がないのだ。
甘やかしてはいけないと思うのだが、そんな状態であれはダメ、これはダメと叱っても、今のおおらかな性格が曲がってしまうだけではないだろうか。

飼いきれなくなってブリーダーに出戻ったりした犬の飼い主さん達は、きっと私以上に覚悟を持って努力を惜しまず愛情を注いでいたに違いないだろうに。
...自信ない。

と泣きが入ってたところにブリーダーの方から電話をいただいた。
夫が思った以上に協力してくれるのも本当にうれしい。
信じられなかったが、教わったとおりぐっと無視したら、一晩で夜鳴きがおさまった。
ちょっと光が見えたみたいでうれしい。

私は世の中を全然知らなかったな、とびっくりしてます。
こうした悩みを乗り越えて犬とよい関係を築いている人が溢れるほどいる。
犬でさえこんなに大変なのに、人の子を産み育ててる人が溢れるほどいる。
すごい!!世の中はすばらしい!!

絵を飾る

お願いしていた版画が完成したと連絡をいただく。
実は、まっさらの家が恐ろしいほど真新しく、釘一本、鋲一個打てないでいた。
だからなんだか、今でも人様の家に住まわせてもらってる、みたいな感覚が続いていた。

完成した絵を携えて、設計事務所の皆さん、引渡し後初めて我が家にいらっしゃった。

さて

眠れぬ夜続く

犬が頭の中を駆け巡り、昨夜は一睡もできず。

段々と生活のリズムができてきて、次は犬だ!と、去年見学した犬舎を再訪問。

希望犬種はドーベルマン・ピンシャー。
やはり、その大きさや賢さに圧倒される。大丈夫か。。

最近その犬舎から仔犬を譲られた飼い主さんにも引き合わせていただき、いろいろお話を伺ううちに、益々不安が募ってきた。

当たり前のことだが生活が一変する。
仔犬の時期を過ぎ落ち着くまでは(もしかしたらその犬の一生)、犬を中心にしていろいろなことを諦め、犬にハマり没頭する日々が続くのだ。

私達に飼い切れるのか。
ご近所に迷惑をかけるのではないか。
もう美術展どころではない。
庭で園芸を楽しんだり、鳥を観察することもできない。
おしゃれやインテリアなどもう楽しめない。
新居や車の相当なダメージを覚悟した方がよかろう。

絶対飼わない方が平和だって!と思いつつも、もう私の足の下で目星をつけた仔がすやすや寝てるし。
わかっていたのだ、仔犬を見たらダメなのだ。
でも、誰か私をとめてー、という心の声。

あああ、妙な興奮と緊張が続く。

子供の頃、仔犬が来る前味わったワクワク感というのはなくて、準備もなしにこれから険しい山に登るしんどさが心を占める今、やっぱり親の犬をかわいがるのと、自分が犬を飼うのではこうも違うものか。