空につながるための家

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VoiVoi@三軒茶屋

f0064818_15423227.jpgパンケーキ専門店ができたっ!というので早速行ってみる。
三軒茶屋の文教堂の裏手の路地、だいこんやの斜向かいにひっそりと佇むかわいらしい外観。
古めかしい喫茶店のホットケーキとはちょっと違う「パンケーキ」の魅惑的な響き。
期待感に胸を膨らませ、入店。

席数はそれほどではなく、店内には客と同数位のスタッフがいて、なぜか厨房内が混みあっている(スタッフではなくて身内が遊びにきているとか?)。
皆三角巾を頭に巻いてエプロンをつけ、元気いっぱいな様子。
かわいらしい店員さんが席に案内してくれる。
お金はかかっていないが、温かみが感じられる手作り感あふれる内装。
マンションを買ったばかりの若夫婦の奥さんが、雑誌を参考に一生懸命インテリアをがんばりました、という風。
あと5年くらいして、いい感じに古びて馴染んできたら雰囲気がでるだろうな、などと考え、水を飲み、また考え.....
あれ?一向にオーダーを取りに来てくれないではないか。
スタッフと目を合わせても、なにかを恐れているかのように引っ込んでしまう。
かと思うと、そのスタッフ、後から入店した別の客のオーダーを取っている。
「一枚一枚注文を受けてから焼くのでお時間がかかります」とロボットみたいに説明し、ギクシャクと歩いている。かなり緊張している様子。
さらに後から入店した別の客も、オーダーとりにこないね、などと話しつつ、すいませーん、と大声を出して、無視されていた(苦笑)。
なんか....イヤな予感。

が、意外にも出てきたパンケーキはおいしかった。
家で作るパンケーキとは違って細かいところまで丁寧な気遣いが施されていて、パンケーキへの愛情が感じられた。
いい色に焼きあがった軽い口当たりのパンケーキ、この画像では見えないが、添えられたチョコレートソースは、市販のものでなくて、ちゃんとチョコを湯煎にかけて作ったものだと思う。ブルーベリーもフレッシュで大粒、多分ベリーソースも手作りではなかろうか。

きれいに平らげ、店を後にすると、大勢のスタッフからいっせいに「ありがとうございますっ」と声をかけられた。
なんか....学祭の模擬店みたい。
なんでメニューは一枚ペラしかないのに、あんなにスタッフがいるんだろう?

うーん、開店から間がなくて混乱しているのだろうか。
もうちょっとスタッフが慣れて、メニューが増えて、店内が古びてきたら、すごくいいお店になると思うのだが。

アステリックス@赤坂


f0064818_12435725.jpg赤坂に穴場(?)のフレンチ発見。
赤坂駅に程近い雑居ビルの地下一階。
アステリックスの看板が出ていても、ランチメニューの黒板が置いてあっても、
「本当にここでいいんですか?」
と不安になる店構え。
フランス料理店というよりは、常連しかいない小さな飲み屋につながっていそうな階段。
入り口はその階段を降りきって曲がったところに設置されているので、勇気を出し、覚悟を決めて(?)店のドアの前に行き着くまで様子は全くわからない。
本当に...鬼がでるか蛇がでるかというくらいドキドキ。

それが....大当たり!!

活気のある店内、オープンキッチンにはシェフとお弟子さんらしき人、フロアは女性一人で仕切っている。
前菜とメインをいくつかの中から選び、デザート、コーヒー/紅茶がついて1500円。
メニューを見て、周りを見渡して、ワクワク感がさらに高まる。ああ、全部食べたい(笑)。
12時を少し回ったところでほぼ満席、カウンターには近隣に勤めている風の若い女性がずらっと電線に止まったスズメみたいに整列して、皆おいしそうに目の前の皿に集中している。
若い女性っておいしいものを知っているのだな。
いや、ランチで1500円からだと、家庭を持ち、住宅ローンを抱えたお父さんには厳しいのかも。

ちょっと九段下のラベイユに似た感じ、オフィス街にあって、気取らずおいしいフランス料理をさっと出し、どっさり食べさせてくれる店。

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前菜にはパテ

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メインには詰め物をした鶏を選択、野菜の付け合せをこれでもかっ!というくらいたっぷりつけて、ちょっとくらい盛り付けのときはみ出したりこぼれたりしても、いいやっ!という勢いで、あっという間に完成し、次々と運ばれてゆく様子が気持ちいい。
視線や一言二言の会話、ちょっとしたしぐさでスタッフ同士がコミュニケーションをとり、注文からお勘定までスムースに流れてゆく。
スタッフの誰も無駄な動きをする人がいず、これだけの品数、レベルの料理をランチでさばく技量がすばらしい!
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デザートは...ああ、6種類のケーキが一口ずつ、大きな皿に乗ってやってきた。
紅茶も薫り高く、最後の最後まで堪能。
通いつめてしまいそう。赤坂も奥が深いなあ。

アステリックス
港区赤坂6-3-16 瀬戸ビルB1階
11:30-14:00、18:00-22:00
日曜祝日休み

地盤が

設計事務所から久々にFAXが届く。
今月初めに行った地盤調査の結果、一箇所弱いところが見つかったそうだ。
その箇所周辺のどの範囲までが弱いのか再調査したうえ、砂利で突き固める方法をとるそうで。
山をガーッと切り崩して作った大規模分譲地みたいなところでも、数メートルの差で強弱があるものなんだ。

はい、お願いします、というしかないよね、と夫と顔を見合わせる。

まあ、掘ってみたら産廃ゴロゴロとか、邪馬台国の跡とかが出てきた、みたいなことにならないかぎりはよいです。

草との格闘その5

私がよほどおそろしかったのか、今週末は夫も草刈についてゆくという。
朝8時を過ぎるともう炎天下状態なので早起きを提案するが、週末に早起きなんて殺生だと泣きつかれる。
そんなわけで現地についたときにはもうクラクラの猛暑。
夫の様子を気にしながらザッザと鎌をふるうが、真っ赤な顔をして立ちつくす姿に...ああ、こりゃダメだ、限界らしいとすぐに休憩を入れる。
日影がなくて真上から日光が直撃だもんね。
日当たりがいいということかもしれないが。
先週刈ってしなびた草をゴミ袋につめてもらい、あとは車内に避難させて私一人で作業することにする。
が、あと1㎡ほどのところで気が緩んだのか、ザックリ指を切ってしまった(泣)。
軍手をしていたのでたいしたことにはならなかったのだが、夫が車から出てきて、代わってもらう。ほどなく作業終了。夫よ、ありがとう。

お向かいの方がうちの水道を使ってくださいと声をかけてくださる。
恐縮しながらも庭に入り、手を洗わせてもらう。冷たい水道水が気持ちいい。
南側の吐き出し窓に縁側風のコーナーがあり、どうぞと冷茶を出してくださった。
あっという間にコップが空に。恥ずかしいけど極楽だ。
ああ、私も機会があれば誰かにそういう親切をしたいものだと思う。

そのお向かいさんいわく、昨日うちの土地に人が入り測量かなにかをしていたそうだ。
設計事務所からは基本設計以来全く何の連絡もないが、なにやら進んでいるらしい。
近くにできた大手HMの建売住宅も売れ、段々人が増えてきた、soraieさんをお迎えするのを楽しみにしている、と情報をいただきつつ、ご親切な言葉をかけていただく。

ふーうっ、あとは、9月にもういっぺん草刈すればいいだろうか。
海にも行ってないのに、美白って何?というくらいの今年の夏(汗)。

特別食堂@日本橋高島屋

f0064818_13274481.jpg母と姉が上京してきて東京見物。
母「日本橋にある画材店に行きたい」
姉「野田岩のうなぎを食べてみたい」
東京駅から神谷町、それから三越前か....ややこしいなあ。
あれ?野田岩の支店が日本橋高島屋に入っている。
ということで、日本橋へ直行。

高島屋の特別食堂、初めて利用したのだが古めかしさがいい感じ。
蝶ネクタイの初老のスタッフに名前をつげて、クッションのきいたソファに座って待っていると名前を呼ばれる。
テーブルには赤いバラ(高島屋だもんね)。
昔のウェイトレスみたいな制服の人たちがおいしいお茶を入れてくれる。
野田岩だけではなくて帝国ホテルやなんとかいう日本料理店も入っているので、うなぎを食べる横でケーキやステーキ、その隣は蕎麦、などということも可能。
まさに正統的デパートレストランの豪華版。

静岡出身なのでウナギは食べつけていたのだが、野田岩のは全然違ってた!!
ウナギそのものの油ののりも、味付けもあっさりしている!!
ウナギってこういうものだったのだなあ(恥)。
特に白焼き、ほんのりお醤油がかかったものをわさびをそえていただく。
食べ進めるとご飯の中からもう一串別のウナギ様が...
ああ、なんという幸せ。

3人でものすごくお腹いっぱいになりながら、渋谷の女性専用スパへ。
お風呂に入り、マッサージをうけ、ゴロゴロし、あんなにお腹いっぱいだったのに不思議だねーなどといいながらまた食事をし....ああ、こんな生活してたらバチがあたりそう。

若冲と江戸絵画展@東博

若冲(小さい字で「と江戸絵画」)展....若冲展かと思って行ったのであれっ?
JAROを呼べーと思ったが、ああそうですか。私の勘違いですか。

さすが夏休みということなのか、若冲人気なのか、若者や子供連れで大混雑、平日の東博っていつもは年配の方が多いのだが。なんか見づらい。
「やってらんないって感じ?」(着くずした着物の人物画を見て)とか、
「あの犬かわいくなーい?」とか、段々雰囲気に慣れてくると、それはそれで楽しい。
常設展も、若い女性をかき抱きながら怪しげな解説をする男性とか、展示品を横にして写真を撮る外国人カップルとか。
お台場かディズニーランドか、という位の雰囲気だった。

どうも新居が頭から離れず、鑑賞をしていても、こんなにパワーのある作品は我が家では持て余してしまうだろうな(苦笑)とか、そんな見方をしてしまう。なんと傲慢な!
一見地味な小品にすごく惹かれたりして。
エキセントリックに絵画の可能性を探求していった人もいれば、品よく清くという姿勢を貫いた人もいて、でもどの作品もなにかユーモアが感じられ、江戸の人たちの豊かさということなのだろうか、などと思う。

照明効果コーナー、色の違いや屏風の折れ方/絵の具の盛り上がりによる影などがはっきりしておもしろかったが、科学館の実験展示のようで、何を見たんだろうと思い返すと何も覚えてないような(苦笑)。
ガラスを通して見ることを当たり前に思っていたけれど、いかに普段の見え方がつるんとしてひんやりして、「立派な文化遺産」として距離をおいて見ていたか、と実感できたのはよかったかな。

常設展に寄り、久隅守景の納涼図屏風だけ見て帰る。
こういう風に暮らせたらなあと思ったらちょっと泣けてきた。
ケンカしたり、病気になったり、 お金の心配をしたり、不満や不安ばかりでも、その合間にこの絵みたいな幸せを実感できたらいいなあと思う。
例えば今日は月が満月だったね、とか、枝豆おいしく茹でたねとか。
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築地ちょこっと散歩

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夫が「すしざんまい」というおすし屋さんの割引クーポン券をもらってきた。
築地に何店舗か、六本木にも2店舗、24時間365日営業でえらい急成長しているおすし屋さんらしい。
築地本店に行ってみようということになった。

お昼時を外していったにも関わらず大行列、出身地と趣味の書かれた名札をつけた従業員が汗をダラダラ流しながら列をさばき、「寿司うちわ」を配っている。
寿司うちわを扇ぎながら順番を待つ。
岩牡蠣にとろけるアナゴにトロに芽葱に...とってもおいしかった。
職人さんが忙しすぎて「今日は何がおいしいの?」などと話しかけるどころか注文のタイミングもためらうほどの殺気...もとい熱気だったけれど、あの内容でお値段だったら文句はいえない。
しかし、行列に並んでいるときにこちらを見下ろしていたキリン、海苔屋なのになぜキリン?

お腹もいっぱいになったところで

草との格闘その4 エアコン大作戦

土曜日はこの夏何度目かの草刈、考えてみたら夫は一度も草刈を手伝ってくれたことがない。
大草原の小さな家だったら、逞しいお父さんが全部刈ってくれるんだろうなあ(ため息)。

金曜の夜、明日早起きして草刈に行くけど一緒に行く?と聞いてみる。
うん、と答えるが、夜更かししてゲームに興じている様子、多分起きてこないだろうな、と思う。
案の定、翌朝は布団をかぶって寝たフリを決め込んでいる。
草刈に協力しないことよりその場限りのウソをつくことが許せない!
例えば...こういうわけで僕は草刈だけは苦手だ。代わりにこういうことができる、と理詰めで納得させてくれるのはよい。
ごめんっ!許して!今度おいしい焼肉おごっちゃうから!soraie様!とおちゃらけて、しょうがないなあと思わせてくれるのでもよい。
破ることを前提としてウソをついたらイカンだろうが。

横たわる夫を尻目にエアコンを切り、エアコンのコントローラをカバンに入れて一人で出かけた。
午前中いっぱい草を刈り、1/3ほど残して終える。
お昼を外食してゆっくり帰宅。
熱い空気の中、夫はぐたーっとのびていた。

先日「犬の言葉が聞こえる」という犬のしつけ本を読んだ。
(人間にとって)悪いことをしたら、怒鳴らず叩かず、犬に都合の悪い状況を作るのだそうだ。
逆によいことをしたら、うんと褒める。
....エアコン作戦、夏いっぱいは効きそうだ。

町で見かけた犬 その1

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門扉に挟まった位が丁度よい具合なのだろうか。
長年の研究の末、ここに落ち着いたという感じ。
住宅街でカメラ片手に這いつくばっているかなりの不審者(=私)に吠える様子もないのは、達観しているのか眠いのか。
長い睫毛に老成した風情、日本犬もいいなあ。

犬の名前

設計事務所での打ち合わせから数週間が過ぎ、なんだかまた
「家なんか建つの?へーえ、誰の家?」
みたいな他人事状態に気持ちが戻ってしまった。
新居の方、先週地盤調査が入る予定だったのだが、どうだったのだろう。
そろそろまた草ボーボーになっている頃、ああ、また草刈しなくては。

夫とよく犬の名前について話している。
ドーベルマンはドイツの犬だから、ドイツ語名がいいねなどと言っている。
一応言いだしっぺの私としては
「ちょっと待って!ホントにドーベルマンでいいの?でかすぎない?」
と聞いても、ニコニコしながら、いいんじゃない、なんてまんざらでもなさそう。
夫もブリーダーさん宅のシーザー君に惚れてしまった模様。
で、ドイツのことは二人ともチンプンカンプン、なんとか知恵をふりしぼるものの...(汗)

企業系....ニベア、メルセデス
アニメ系....ハイジ、アーデルハイド、ペーター、クララ
児童書系....アントン、点子(?)、マーヤ、モモ
偉人系....ベートーベン、シュバイツァー、ゲーテ、オットー
聖人系.....ミヒャエル、ヨハン、ゲオルグ、アグネス

うーん。
イギリス人の知り合いが秋田犬を飼っていたのだが、オスが「加藤」、メスが「きれい」だった。
発音は「ケイト」、「キリー」だったのだが。
ドイツ人が聞いたら頭を抱える命名になりそうな予感。