空につながるための家

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アンテナがあっても素敵なお宅 その2

f0064818_13575523.jpgまたアンテナハウス発見!
結構無線ファンの方っているものだ。
夫と知り合う前は周りに一人もいなかったし、無線アンテナのことなど全く意識せずに生活していたのだが。

このお宅の場合、温かみのあるデザインで、無機的なアンテナと合うスタイルでは決してないのだが、周囲の電柱や電線がアンテナの異様さを打ち消していることと、タワーでなくヤネウマ式であること、それになにより、手入れをされてきちんと住まわれている様子が、「マッド・サイエンティスト」的な匂いを出さない秘訣であろうか。
あーあ、御主人の道楽で無線にお金をつぎこみ、それ以外の生活を楽しむ余裕もないのかも、と将来の自分と重ね合わせ、ため息をつきたくなるようなアンテナハウスもあるから...
どんな趣味もそうだろうが、無線って、キリのない世界みたいだし。

無線が趣味の夫は、彼らの配偶者をXYL(ex-young lady、つまり今はオバサン?)と呼ぶそうだ。
車が趣味の夫を持てばドライブができる。
オーディオが趣味だったらいい音で音楽が聴ける。
でも無線夫のXYLは....?ピーピーブーブーいう雑音を聞いて何が楽しいんだろう...(汗)

レストラン ラベイユ@九段下

f0064818_13443928.jpg九段下に行った折、靖国通りを一本入った路地にある小さなフランス料理店でランチをいただいた。

お弁当屋さんの隣の小さな小さなお店、間口は小さいけれど奥は....やっぱり小さい(汗)、なんとも庶民的でかわいらしいお店でした。

でも料理はしっかり、どっしり。
前菜またはスープ、メイン、デザートが数種類の中からそれぞれ選べるようになっていて、いずれもすばらしくボリュームがある。
この日は冷たいゴボウのスープ、鶏モモ肉のコンフィ、黄桃のタルトを選択。
パンと飲み物がついて1200円くらいだったような。
メインの付け合せ野菜を食べている途中で既にお腹がパンパン、でもとてもおいしく、お皿についたソースの残りまできれいに完食(苦笑)。
ゴボウのスープ、自宅でも挑戦してみよう。
メイン、骨からホロリとはずれる柔らかくよい感じに塩味がついた鶏肉、皮もパリッとしておいしゅうございました。

特にびっくりするような奇抜なものはなにもないけれど、おいしいものを真面目に作ってますので、いっぱい食べていって元気に午後もがんばってくださいね、と言われているみたい。
厨房の御主人がフロアでサービスしたり、フロア担当の女性が厨房に入ってお皿を洗ったりデザートを盛り付けたり...
ミツバチのようにクルクルとよいチームワークで見ていてとても気持ちがよかった。

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昔学生時代にフランスを旅行したとき、有名レストランなどとんでもない貧乏旅だったのだが、キオスクや、小さな町の無名の食堂や、お世話になったフランス人家庭で口にした一食一食がどれもとてもおいしくて、フランス人ってすごい!と感心したことを思い出した。
洗練されていて、格式が高くて、お皿の上が「芸術」みたいなものばかりじゃない、どっしりとした大地の恵みに満ちた農業国の、食を楽しんで止まない人たちの料理だもんなあ。


レストラン ラベイユ
千代田区九段南3-8-2
11:30-14:00、18:00-21:30
火曜日、第二水曜日休み

昔コップ

f0064818_20175989.jpg何ヶ月か前にお願いしていたお椀ができたと連絡をいただき、暮らしのうつわ花田に向かう。
こちらに伺うと物欲が火山噴火のように吹き上がり大変。
梱包が終るまでと眺めていた二階のガラス展で、中山孝志さんという方の吹きガラスの作品に心奪われる。
温かみがありつい手にとってみたくなる、懐かしいけど現代的、抑制が効いていて節度が感じられる。
...今月はもう絶対散財できないし。
お向かいの靖国神社を歩きながら、ダメ、と自分に言い聞かせ、とにかく帰る(いろいろ問題はあるようですが、少なくとも物欲でいっぱいいっぱいの頭を冷やすのに靖国神社は最適)。
ガラスの器、きっと夏しか出番がないし、果物を盛るくらいしか使えず持て余すに決まっている。
うちはお酒を飲まないからワイングラスやあの涼しげな徳利も不要だ。
いろいろ買わない言い訳を山ほど考えて自分を納得させた。

だけど家に帰って二日間、中山孝志さんの名前が頭から離れない。
恋?
結局ガラス展の最終日に花田を再訪、「昔コップ」と名づけられたグラスを二つだけ購入した。


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うれしくて、うれしくて、家の電灯に透かして眺める。
麦茶を入れて飲んでみた。
持った感じ、口をつけた感じもとてもよい。
なんでしょう?長年使っているデュラレックスとは全然違うこのいい感じ。
でも....割ってしまうんだろうな、とふと思う。
大事なものほどすぐ壊してしまう私、二客でなく三客買っておけばよかったかも。
by soraie | 2006-06-26 20:43 | モノ

アンドレ・ル・ノートル今盛り

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なんというべっぴんさんぶり、いや美男子なのでしょう。
ハラリと開きかかった蕾も初々しくいいけれど、誇らしく開いた様も、この後枯れてゆく風情もやはり美しい。
これが人だと、どんなに美しい人でも、伝説の女優のような人でも、最初から最後まで美しいというのは非常に珍しい。

こんなに美しいものがうちみたいな貧乏長屋(?)に申し訳ない。
私が生まれるずっと昔、美貌と才覚で都会に出て行った女性が親戚にいて、故郷に錦を飾り帰郷した折、祖母が出した座布団の上に座らなかったそうで。
立派な着物が汚れそうな、粗末な座布団だったのだろうけど。
うちのアンドレさんは美しくとも気さくだ。
by soraie | 2006-06-26 20:16 |

アンドレ・ル・ノートルふたたび

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GW明けに大輪の花を咲かせたアンドレ・ル・ノートルが、今年二回目の花をつけた。
一番花のときは実家で留守番をしている間に開花してしまい、蕾が膨らみ、徐々に花開くまでの過程を見られずガッカリ。
帰宅したらいきなりポンポンみたいな巨大な丸いものがいっぱい出現していて驚いた。
今回はお疲れなのか小ぶりではあるけれど、今度こそじっくり花開き、散るまでの過程を楽しもうと思う。

しかし....私のようないい加減でバラの知識のない人間に世話されて、ジメジメ暗いのに風が強くて暑くて寒くてさぞや生きにくいと思われるベランダにいるのに、なんと高貴で美しく、逞しく愚痴や文句をいわず(いや、私が聞いていないだけかも)、香り高いことか!

もう一年の我慢、来秋の花はきっと日当たりのよい新居で、すくすくと思い切りシュートを伸ばして咲かせられるだろう。
by soraie | 2006-06-25 19:43 |

不動産取得税

あんた、土地買ったでしょう。
そういう余裕のある人はお金払いなさい。

という趣旨なのだろうか。
土地を買ったことに対してかかる税を払ってね、という内容の手紙が届く。
そんな...お金が余って仕方ないから土地でも買おうか、というんじゃないんです。
これから私達が住む家を建てるため、なけなしの貯金をはたいて、スッカラカンになったんです。
お上だったらそこらへんをくんでいただいて、よくやった!と親心で少しばかりのお祝い金をほしいくらいで...

いや、でも近いうちに家を建てる人は少しまけてくれるそうで。
どのくらいの金額なのか、いつ返してくれるのか、それはわからないのだが。
そういうお役所的なことは夫に限る!
ということで夫に全て任せる。
なにやら書いて投函していた。

契約書届く

契約書って本当に簡単なものだったんだ。
一枚の紙にそれぞれの名前と印鑑を押すだけ。
詳細な内容(どのくらい仕事が遅れたら、支払いを怠ったらどんなことがおこる、みたいな)については一切触れられていない。
結局紙は守ってくれず、信頼をベースに、言うべきときは人間対人間でぶつかりあわなければいけないということか。
お送りしますと聞いてから一週間、やっと届いた契約書。
こちらが消耗しないよう、あちらのまったりと流れる時間に慣れてゆかねば。
大体作風というか、これまで手がけた家からして、どれもまったり時間が流れてる感じだもんなあ。

同封の見積もりと工程表に目を通す。

基本設計 6月-7月上旬
実施設計 7月-8月
確認申請 9月
工事着工 10月中旬
工事竣工 4月中旬

なんか、この表、渡されるたびに毎回じわじわと後ろにずれ込んでいるような?
ツクツクボウシが鳴く頃にはいくらなんでも基本設計はみられるだろう。
とりあえず、今月さっそく100万円弱を払わねばならないらしい。

家をつくるときって、電化製品や車を買うのとは全然違う感じ。
モノを買うというより医者に治療されるときみたい。
イニシアチブをあちらに委ね、こちらができることは資金繰りに奔走するくらい?
.....名医の方たちだといいなあ。

服をバカ買い

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してしまった。
これは買い物依存症というヤツなのだろうか。
最初はTシャツ一枚のつもりが、リバティプリント風(私は本当にこれに弱い)のサマードレスに手が伸び、これにあわせてこんなのも素敵ですよー、そういえばこんなスカートに合わせてもお似合いですよーと次々出され、全部欲しくなってしまって....全部買ってしまった。ああああ。

とりあえず押入れに隠したが、夫になんていおう。
結婚してから買い物の爽快感より罪悪感が勝ってしまう気がする(ならなぜ買った?私)。
かといって自分で稼いだお金で補填しても、それはそれでごめんなさいという感じがぬぐえない。
これって安定を得る代わりに失ったもののひとつだろうか?

いいんだ。
今だけ、今だけ、ローンが始まったらどのみち散財なんてできないし(ブツブツ)。

今日も契約書来ず。
もしかして配達ミスとか...明日問い合わせてみよう。
by soraie | 2006-06-22 19:18 | モノ

契約書いまだ届かず

日曜日に設計事務所のCさんから連絡があった。
会社の登記変更が完了したので、契約書を宅急便で送りますとのこと。
生前酔いどれ先生は、契約だのなんだのよりもっと家づくりの楽しい部分に時間を使おうという方針で、だからこうした手続きは通常宅急便で済ませてしまうらしい。
私も同感です。

それが、待てども来る気配なし。今日は水曜日、故郷にあてた宅急便でも夕方出して翌日には着くものなのだが。
普通に会社勤めをし、世間的なお付き合いをしてきた私には少し不思議。
ほら、家って20年30年と使ってゆくものなので、ああいう業界の人たちの時間感覚は私が考える「世間一般」とは異なっているのかもしれない。

まあ、いいんです。契約書なんて手続きなだけだから。
でも、今(多分)私達の家の設計に取り組んでいらっしゃるだろうCさんとはずっと顔をあわせてもいないし、家づくりが進んでいるという実感が持てないことがちょっとつらい。

新居が建つ予定の土地に座り、寝転がって、じっくり設計を考えたいと言っていたCさん、そのような発言が出ることは、設計事務所の近くにある私達の土地に足を運んでさえいないのだろう。
だって、この間まで人の背丈まで草が生い茂り、寝転がるどころか、一歩も入れない状態だったのだから。悲しいなあ。

ああ、つい愚痴が。
できてしまえばあっという間、待つ楽しみが増えるのはよいことなんだと自分に言い聞かせる。

il Piatto@下馬

f0064818_10505893.jpg下馬にあるil Piatto CACCIATORAでランチ。
三軒茶屋駅から商店街を抜け、そろそろお店もないなあというくらい歩いたところ。
近所の某有名イタリアンより私はずっとこちらの方が好き。

こじんまりしたオープンカフェ風の外観だけれど、手を抜かず丁寧に作られたおいしいものがいつもいただける。
ペンネ・アラビアータに飲み物とフォッカッチャのついたランチ、1050円。
四角に伸ばした生地をペン先のように丸めたものが使われていて、乾燥パスタとはまたソースのからみ方や食感が違っておもしろい!おいしい!

絵心のあるスタッフの方によるものか、店内の黒板には牛や豚の部位を表す図像(よくお肉屋さんでみるような)の味のあるイラストが赤白のチョークで描かれていた。
壁にはクレヨンと水彩で描かれた絵が多数かかっている。
モチーフはツワブキだったりして「和」なのだが、ちょっと単純化のされ方がマチス風(?)、将来の我が家の壁もこんな感じにしたいな、などと思う。

il Piatto CACCIATORA
世田谷区下馬2-34-12
月曜休