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空につながるための家

上棟式当日

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日曜日、料理とお酒を抱えて現場に向かう。
思えばこの3日間、料理ばかり作っていた...午前中でエネルギーを使い果たし、夫に運転してもらい、助手席でグターとする。

現場に着くと基礎だけだった土地になにやら二階建てが建っている!!
初めて会う大工さん達、半裸だったり金髪だったりして、北関東や東北の言葉で時折怒鳴りながら、くわえタバコで作業をしている。
こちらが笑顔で会釈をしても無視...かなり怖い(というか私もマスクに眼鏡で怪しい風貌なのだが)。
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遠慮して遠巻きに見ていたが、設計事務所や工務店の方が到着し、いいよね、という感じで遠慮がちに後について中に入ってセッティング。
壁の中に隠れてしまう柱を今のうちに触っておく。

上棟式当日_f0064818_12143814.jpgお酒や米をまいて神様にお祈りし、宴会スタート。
大工さんや鳶の方は相変わらず寡黙でタバコを吸いながらひたすらお酒を飲んでいる。
でも、ぼそっと「から揚げ好物だ」という声が聞こえてうれしい。

宴会が終わり、大工さん達が帰ってからはしごで二階にあがってみた。
甍の波の上に星空が広がっていて、うれしくなる。
この景色をリビングから、ベランダから、いつも見て暮らすのだ。

一階に下りると、設計事務所と工務店の方だけで二次会が始まっていた。
皆さん、楽しそうにいとしそうに、故酔いどれ先生の話をする。
破天荒でロマンティックでやんちゃで、嵐を楽しむその数々のエピソードに、しんみりと温かい気持ちになる(が、体は極寒)。

今日は全身筋肉痛だけど、無事終わって幸せだ。
だが、こんな小さな一山で青息吐息では、引越しは、借金返済はどうなるのだ...うう、なんだか果てしない。
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