空につながるための家

気立てのよい家になりそう...だけど

f0064818_13125248.jpgプランもずいぶん具体化し、工務店からの見積もり待ち。
なんの奇もてらいもない素直な四角い箱なのに細部までよく考えられている。
きりっとして美人で賢くて、明るくユーモアがあって、常識と節度を備えていて、なんともいえず品があるのに気さくで...見れば見るほどなんといいプラン!

なにも注文をつけない注文住宅という不思議な家づくりで、設計ができてくるまでは苦しかったが、今は何にも言いたくない位の気持ち。
確かに、「非効率」「不便」というところはあるのだが、それがかえって楽しみを増しそうな気がする。
家に住む手間がわずらわしければ、いろいろ代わりにしてくれるマンションを選べばよかったのだから、こうなったら戸建てならではの日々の動作をフルに楽しんでしまおうと思う。

玄関までのアプローチにところどころついたライトが、ヘトヘトになって会社から帰宅した夫の気持ちを幾分慰めてくれそう。
四畳半の和室には雪見窓、玄関ポーチにはモザイクタイル、薪ストーブはアンデルセンのアヒル、相変わらず妄想の世界で図面の中を歩いているのだが、ずいぶんここの世界も具体的になってきた。
かまち、九頭龍...知らない言葉がいっぱい。

夫も最近はウツ状態を脱し、最近は精力的にアンテナタワー会社に問い合わせをして、いろいろと調べている。
22m(梅)、28m(竹)、34m(松)のうち、竹あたりがいいんじゃないかと思っている様子。
どれにしろ、ひっこめたときの高さは11m、木造二階建ての屋根を越えてしまう。
タワーを家が抱き込む形で設計していただいたので、近隣への視覚的威圧感は薄まっている気がするのだが、やっぱりご近所にしてみたらギョッとするだろうな。
...というようなことをやんわり口に出すたびに不機嫌になる夫。
ああ、恐ろしい。
新築工事中の住宅地にある日突然クレーン車が来て、あれは何?という間にタワーが建つ。
しかもそれが夜になると伸び、回る。
そういえば最近肩こりがひどい、テレビの映りが悪い、これはあの変人一家の発する電磁波の影響に違いない。
村八分から始まり、たいまつを掲げて我が家を取り囲む群衆にまで妄想は発展する。

ああ、草刈のたびにご親切に声をかけていただき、せっかく気持ちよく迎えていただこうというのに、引っ越す前からだまし討ちみたいなことはしたくないのだ。
銀行ローンよりなにより、タワー建設前のご近所へのアナウンスが不安な今日この頃。
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